水と塩からつくる電解水は安心・安全。
タンパク質や油脂を分解する洗浄効果をもつアルカリ性の電解水と、菌やウィルスに対して効果がある酸性電解水があります。
電解水は、食器や調理器具の洗浄、除菌や清掃、洗濯など衣食住にかかわるあらゆるところで活用されています。

電解水をご存知ですか?

水道水に微量の塩を添付して電解槽にて電気分解し、発生したイオンを特殊な膜を使用して分離。

酸性電解水とアルカリ電解水を生成します。

酸性電解水は塩素と水が反応し次亜塩素酸を生成します。
除菌、脱臭、漂白効果があります。

アルカリ電解水はタンパク質や脂質を分解する洗浄効果があります。

電解水の説明図

広がる電解水の世界

食品分野に於いて酸性電解水は、食品添加物殺菌料の指定をうけています。
従来の塩素剤に変わる安全な食品の殺菌剤として急速に、惣菜工場用や水産加工品などの食品工場を中心に導入が進んでいます。

有機農産物使用可能農薬に新規追加
JAS規格 平成29年3月、有機農産物の日本農林規格で「次亜塩素酸水」が使用可能農薬に新規追加されました。
食品添加物殺菌料への指定
平成26年4月、生食用生鮮魚介類や冷凍食品の加工時に使用する事が出来るようになり、電解水は幅広く活用できる存在となりました。
特定農薬への指定
平成26年3月、酸性電解水が「特定農薬」に指定。
きゅうりやいちごの病害(一部)に。
いちご
魚介類加工

酸性電解水と次亜塩素酸ナトリウムとの比較

一般的に除菌など衛生管理に使われている次亜塩素酸ナトリウム(水溶液)ですが、
酸性電解水(次亜塩素酸水)と比べると安全面や使い勝手に大きな違いがあります。
是非比べてみてください。

酸性電解水(次亜塩素酸水) 次亜塩素酸ナトリウム(水溶液)
作業性

取水口からそのまま使用

対象物が濡れていてもOK

適正な希釈が手間

すすぎが大変

使いやすさ

直接肌に触れても大丈夫

ほとんど臭いなし

手荒れが懸念

手袋・マスクが必要

除菌効果

ほとんどの菌を除菌

高濃度にしないと効果なし

安全性

誤って口に入っても大丈夫

食品添加物

塩素が残留しやすい
(高濃度で使用のため)

クロロホルムが発生しやすい

人体への影響がある

酸性電解水なら低い塩素濃度でも大丈夫!

酸性電解水に含まれる次亜塩素酸(HCIO)は低い濃度でも高い除菌力を発揮します。
その効力が20倍~80倍も強力であると言われています。

次亜塩素酸存在比率

同等の効果を発揮させる場合は

酸性電解水(次亜塩素酸水) 次亜塩素酸ナトリウム(水溶液)
有効塩素濃度 10~60mg/kg 100~200mg/kg